DIARY 2003.6.23 – 6.29

2003.06.23

羽田から関西空港そしてUAEへ

2003.06.24

ドゥバイまで無事到着

機内と港内のエアコンのききすぎにやられていたのが 空港を出ると以上な熱さ

熱さ 湿度 ホテル直行 外は熱く中は寒いまた以上な冷房

ひたすら眠る 沢山の夢をみる これから始まるアフガニスタンの出来事
良い事も悪い事も さんざんイメージを描いていたアフガン行き ほとんどが過酷なイメージ

それなのに今はなぜかリッチな国のホテルの一室

2003.06.25

朝の四時やはりとんでもない湿気の中空港へ 立派な空港きれいなカッコのアラブ人ばかり
アフガン行きのゲートに近づく ここからいきなり世界が変わる

入り口に群がる男達の強い視線 改めて自分の外見の違いを意識する
(刺激を与えないように相当目立たないようにしていたつもり)

パスポートチェック荷物預けバス乗車 すべての入り口でパニック この人達には並ぶといった考えはないらしい

本当に飛ぶのかといった飛行機に
本当に乗れるのか座れるのかと心配するほどのたくさんのひとたくさんの荷物 ちいさな飛行機

機内には一人に一匹もれなくハエもついてくる 、、、、、大丈夫か

30分も経たないうちにそこかしこで落ち着かない人達が騒ぎだす
この人達はほんとよくしゃべる

カブールの空港は痛々しい 未だに飛行機や何かしらの残骸が残り 軍隊の空港のようだ

飛行機をおりると銃をもった人達が待っている かなり入国に手間どるが無事にゲートを出る

ものすごい人達の視線
まずい目立ってる

入国して一番に思った事

セイブザチルドレンのオフィスに着き早速識字教室やいくつかの学校を見学

夜現地スタッフのカシームの家に招かれる
素晴らしいごちそうをいただく

なにか昔の日本の大家族の温かさを感じる

まだ夜9時過ぎくらいなのに町には人がいない
昼間の砂煙がすべて空に舞って星になったのかというくらいのたくさんの星

たまにみるひとは銃を持った人達
どこかからハシシのにおい

昼間の喧噪のなかの緊張感とはまたちがう夜の顔

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2003.06.26

早朝からバーミヤンに向けて出発
朝の市内は渋滞 我先にの人達が運転する車だからとても危ない ドライバーのイスラマジャンはなかでも強気な運転

あっという間に地雷原
赤く塗られた石が並んでる
あっという間にアスファルトでもなくなる
次の日筋肉痛になるくらい揺れる車内で必死に手すりにつかまっていた

バーミヤンに到着(アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ) 映画カンダハールの監督モフセン・マフマルバフの本の言葉が浮かぶ

たまたま中に入れた
そこにいたはずのブッタや数々の仏たちはもういなかったが 長い間彼らがみていた景色同じ場所からを見る事が出来た

バーミヤンのオフィス到着

そこで少年アフマドと出逢う
バレーボールを使いひたすら遊ぶ

小学校で暗くなるまで遊んでいた時の事を思い出す

彼は一緒に遊ぶ代わりにアフガニスタンの言葉を教えてくれた大切な友人となった

2003.06.27

バーミヤンからヤカウランへ
舗装されていない道ほんの少しの川そのまわりの植物 あとは緑少ない山々
相変わらず白や赤く塗られた石達
ずっと地雷の事を考えていた
気がつけば車は山の山頂にまで登っていた
驚いた事にそのまま山の頂上を次の山また次の山と走って行く 道はないが轍がある
すこしでもそれてしまうと転がり落ちそうなところを かなりのスピードで走る
随分ご無沙汰だけどジェットコースターのように

そして着いたのがバンデアミール湖
思わず入れ墨の事も気にせず泳いでしまったが こんなにも美しい湖を見た事が無かった

この美しさを守る為に自ら人間は地雷を埋めたのか

ヤカウランからアンダへ
新しい学校候補地を視察

そこからサルバラックへ
かなりの山の中の村

すでに日が暮れかかっていたが
子供達や村の人達が国旗を手にずっと待っていてくれた
短い時間だったけど 皆の中でろうそくを灯す事が出来た

プラダのオープニングを飾ったろうそくが今アフガンの山の中の村
子供達の輪の中で灯されてる

この子達の顔は忘れない

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2003.06.28

泊まらせてもらった学校をあとにカルガナトゥへ
ユニセフのテント学校を見学

授業中だったのでしばらく外に待機していると 学校に行っていない子供が近づいて来た
その子とカメラで遊んだりしていたら終わったらしくたくさんの子供達がテントから 出て来た
遊んでいた子供もつれて学校の子達のところへ行った
皆無邪気な元気のいい子供だった

帰り際車の中から見えたのだが
自分が仲良くしていた子供が学校に行っている子供達に石を投げられていた

2003.06.29

サイゴンへ

美しい花畑道の両側を色とりどりのアヘン畑
ポピーの花というより野菜といえるぐらい大きな花達
畑で働く家族達

大人達は警戒している

小さな子供達は美しい花畑の中から笑顔で手を振ってくる

それにカメラを向ける事ができなかった

セイブザチルドレンのスタッフが村の大人達と話をする
彼女は女性でとくにアフガン語が堪能なわけではないが たくさんの大人達とひとり話す
未来の事他の村の事 子供達の事

改めてここにきてよかったと思う
この最前線にいる日本人は今あるべき日本人だった
へんかもしれないけどそう思った

他の国の救援や支援は時におしつけたり決めつけたりしていることがあるという
ただ与えるのではなく話し合いお互いが尊重しあい未来のこどもたちの今の子供達のことを真剣に話し合う

小泉さんがたとえたコメ3俵のことをなぜか思い出した 目先のことではなくもっと先の未来のこと 今の日本はどうなんだろう

東京に帰る

日記は何日かしかつけていなかったけど
沢山の事を学んだ

沢山の人に見聞きしたことを伝えたい
でも注意深く言葉を選び
事柄の順番も考えて
うれしかった
かなしかった
すばらしかった

慎重に慎重に
気がつけばあまり話さなくなっていた

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