広島へ

2003.12.31 広島へ

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自分は今の大雑肥にいうところの石油中心の世の中を反対していながらも
石油製品を創りガソリンを沢山使って旅をしている
悪いことをしているとは思わないが
それに見合う代償を払わなければいけないと常に思っている
それはお金でもそうだし時間もそうだ
体にも無理をさせる
自分自身を戒めたり痛い思いを自らする
自分の旅はそういうものかもしれない

12/30今年最後の仕事を無事に終え
手伝ってくれた仲間達と夕食をすませ
いつものように車にろうそくを乗せ広島へ行く
ただいつもと違うのは一人で行くという事
いつものメンバーは快く送り出してくれた

12/31の夜になんとか広島に着き原爆ドームに行く
そこには友人達が待っていてくれた
新幹線で来た人もいれば車で来た連中もいた

広島に行く事を決めた時
なんで行くのかと聞く人もいれば
自衛隊派遣反対の為だねと言う人もいれば
色々言われた
言われた以上に理由は色々あった
もちろん自衛隊派遣
武器を持っての派遣には反対だし
今の日本の在り方自体にも危機感を持っている
自分自身今年沖縄から始まった一年でどれほどの成果があったのか
来年はどう在るべきなのか
原爆で亡くなった人達は今どう思っているのか
なにかにつけ広島を取り上げて良いものなのか
かなり沢山の個人的な事の為に広島へ行く
そんなことは独り寝る前に考えればいい事かもしれないが
そこに集まって共に過ごしてくれた友人達にだって、それぞれの理由があるだろう
通り過ぎる人も念仏を唱える人もいれば、合掌していく人もいる
きれいだねと言って写真を撮っていく人もいる

いつも夜から朝日が昇るまで灯しその間は沈黙でいると決めている
自分にとっての懺悔や瞑想の時間になるのだけれど
この日の原爆ドームはあまりにも温かく迎えてくれて
一つの答えを与えてくれた
時間を気にするなもう皆で飯を食べに行けと
これはいつも自分が広島に行く時断食してるから
腹が減ってとかもう寒すぎてたまらんとかいうわけじゃなく
自分を追い込んでいって出す事ばかりじゃないよという事なのかもしれない
その答えについてまたしばらく考える
今の問題は今の人達が考える事

まだ夜が明けないうちに手伝ってくれた皆で食事をしに行く
その帰り間際に一人の友人がこう言った

今年母親を亡くしてから人の死について考えるところがあって
どうしてもこの広島への旅に参加したかったんだ
来て良かったよ、ありがとう

皆なと別れ一人東京に帰るなか
また今年も自分自身の個人的な旅かもしれない
Candle Odysseyを続けようと思った

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