お願いします

ラブフォーニッポン

メッセージ

震災から一ヶ月経とうとしていますが、今、自分は多くの人に呼びかけます

「今日本に必要なのは寄付や義援金ではありません。多くの人のアクションです
日本の自衛隊がどれほどの人数いましょうか?様々な団体の人がどれほどいましょうか?
多くの被災地では未だ食べ物にこまっています
みなさん!いままでの震災とは違います。どうかみなさんお金よりもアクションを!
自分の働いている会社で、自分の通っている学校で、自分の暮らしている市町村で
それぞれでアクションを!
そして日本のすべての原発関連で働いているスタッフの皆さん
福島の原発を止められるのは自衛隊や消防隊ではありません
今すぐにそれぞれの原発や、再処理工場
また建設予定地での作業を安全に停止して福島に向って下さい
みなさんが交代制で活動してもらうことが一番必要です
そしてその活動をこれまで原発反対運動してきた自分達はサポートをします
原発推進派も反対派もお互いが”未来の子供たちのために”と言ってきました
今こそみんなで福島を救いましょう
今も福島原発で働くスタッフや、自衛隊員、消防隊員のみなさん
そしてそのまた家族のみなさん本当にありがとうございます
自分には福島に物資を届けることしか出来ませんが、どうかがんばってください!
みなさん本当におねがいします
たくさんありすぎる被災地を救うには人も物資も足りていません
どうかアクションを! いつの日にかそれぞれがアクションを起こし
繋がった絆がそれぞれのかけがえのない財産になるはずです
町中で寄付を呼びかけるより、現地に。自分もそこにいます
みなさんとともに喜びあえる日を夢見て。毎日止まることなく走り続けます
灯すべき場所と、灯すべき時を自らつくるために」

Candle JUNE

何日前に上にあるラブフォーニッポンにメッセージを出しました

それからも止まることなく活動は続けていますが
やはりひとつひとつの活動を考えてもとても小さなものです

一生懸命多くの人を繋げて、炊き出しやイベントなどしてみても
それはとってもちいさなものです

すべての避難所で食べるものは足りていませんし
(カップラーメンなどは残っていたりしますが)
瓦礫撤去も進まず、復興格差も高まり、被災者の心のケアも
これからの補償問題もなんら道がみえていません

それとはうらはらにテレビの内容は普通になってきています
活動している人々も、実際現地に入ってみて、様々な矛盾や効率の悪さ
このままでは更なる二次災害も生まれることを認識したと思います
同時に個人それぞれの体力や財力などの限界もあります
すべての人が復興に向かう気持ちはあるのに
その交通整備がされておらず
長くかかるということばかりが言われます

だからもっともっと声を大にしていいます

すべての人が出来ることを毎日してほしいです

そして出来ることならば少しだけそれぞれのルールを破ってみて下さい

これまでのルールが邪魔をして
”人として当たり前”の行動がとれないことが多くあります

”心で動く”
そのために
改めて人としてどう在るべきかの新しい
もしくはもっと普遍的なモラルをもってアクションを起こして下さい

誰のせいにもすることなく
それぞれに出来ることを最大限に
そしてクリエイティブにおこなうために繋がり合い
それぞれの場所からうまれ,被災地に落とし込まれる経済活動をお願いします

また
原発を止めるためにはすべての原発従事者が集まるべきだと思います

今日本のプレートは変動の時を迎えています
すべての原発を安全に停止し,福島の被害を最小限にするために
どうかみなさんで声をあげてください

そして各地域ごとに電力を生み出すアクションに
それらを最大の経済効果として活性化する起爆剤としてください

この震災はこれまでの神戸や新潟と一緒と考えてはいけません
そして震災といっても地震被害、津波被害
そして原発事故と大きくわけても3つの問題として分けて考えなければいけません

たくさんの被災地域があるのでこれまでの考え方では追いつきません

どうか
みなさんよろしくおねがいします

この先のあたらしい道のうえで

みなさんと共にありますように

JUNE