福島の南一丁目仮設住宅

福島の南一丁目仮設住宅にお邪魔してきました。
現在川内村の皆さんはかなりの方が帰村していますが、仮設の部屋もキープしたままが多いようです。
また原発地域での泥棒が後をたたず、布団や鍋なども盗まれているということです。
20キロ圏内に自分は一度も入っていませんが、帰村したお母さん達は何度もパトカーに止められ、疑われたりしています。
震災で壊れた訳ではないですが、人の手が入らず床が落ちてしまったり、扉が開かなくなったりと家はだめになる一方、家を壊す費用はでても建てるための費用は出ないと嘆いていました。他にもたくさんの話を聞きましたが、そんなお母さん達も早朝からご飯を用意して自分が来るのを待っていてくれています。今はまだ話を聞くことしか出来ませんが、おいしいご飯が、たくさんの笑顔がそこにはありました。