福島南一丁目仮設

福島南一丁目仮設に行ってきました。
いつ行ってもご飯をつくって待っていてくれるお母さん。
今は障害のある息子さんとの二人暮らしですが、避難した当時はお父さんと三人での生活でした。避難所から仮設に移りしばらくしてから、ここでキャンドルを灯した時に、お父さんは最初から最後まで手伝ってくださいました。
またそっと自分に
”いつもありがとう、家族のことをこれからもよろしくおねがいしますね”と。
それからしばらくしてお父さんは入院し、かえらぬ人となりました。
このちいさな仮設の部屋の壁にはお父さんの写真と自分たちとの交流の写真でいっぱいです。
支援をしているのではなく
たくさんのご飯をいただき、おとうさんにお線香を、そして
また今度いっしょに温泉いこうねと。そんな時間を過ごします
補償のお金は少なく、この先いつ故郷に帰れるかもわからない。そんな家族に自分が出来る事はすくない。
国の除染活動の予算は莫大ですが、汚染を広げるばかりです
できることならば一人一人にそんなお金を手渡してあげたい
http://www.nhk.or.jp/fukushima/hamanaka/