福島浪江町のみなさんが避難している仮設

福島浪江町のみなさんが避難している仮設にお邪魔してきました。
今日は編み物教室が開かれていました。
原発事故当時、この町は線量の高い地域に逃げてしまい、そこからもたくさんの場所をたらいまわしになりました
皆さんはもうしばらく動きたくないと言います。
小さな子供を放射線の検査に連れて行っても三歳になってから受けてくださいと、理由はばたばた動くから検査できないそうで、かわりに”お母さんも一緒にいたはずだからお母さんを検査するということでいいじゃないですか?”と言われたそうです
”成長過程にあるからだの小さな子供とおとなでは全くちがうはずなのに、もういろんなことが狂っています。”とおかあさんが涙を浮かべ話してくれます
転校ばかりの子供達はいじめられるようで、それもあってなかなか動けないと。
帰る町もなく、補償も思うようにもらえず、避難した先でもいじめられる。
時が経てばたつほど
どうしようもなくなる
そんな毎日をみんなで励まし合って暮らしています