5.11福島熊耳仮設住宅

月命日の今日は福島熊耳仮設住宅でたくさんの仲間達と一日を過ごしました
もう自立のためにも支援はしないほうが‥‥
無償提供もやめたほうが‥‥と言われます
また被災地では仮設の人たちばかりずるいとも言われます
今日ここには
塩竈からも郡山からも被災者は集い、仮設が建つこの町の住民の方達も借り上げの人たちも来てくれました
自立とはなんだろうか
いったいどれほどの人がひとりで立っているのだろうか
今日ここにいた人はそれぞれが得意な事をしていました
ごはんを作ってくれる人
マッサージをする人
今の福島を語ってくれる人
再会を喜んでくれる人
大道芸をしてくれる人
それらはすべて
相手があってのことです
こうして様々な人が繋がっていく事で
ひとり一人が生かされ
世界が出来ていくのではないかと思います
今していることは支援活動ではありません
地震が繋いでくれたご縁を紡いでいるところです
いつか本当に喜び合える日がくるように
何かに反対したり
何かと戦ったり
ひとりあの日を思い出す
そんな人は今日はいませんでした
大道芸を見た後
「ああー1年分笑った!!」と言ってくれた人がいました
そしてそれを
喜ぶ芸人さんがいました
うれしい一日です