福島県の家族たちとグリーンルームキャンプへ
現在も原発で働くお父さんたちに
今の福島の状況をバーベキューを一緒にしながら聞く
原発の状況や放射能の問題なども聞いたが
「おれたちも見た目はわるいが県外からきた原発作業員の悪さは酷く
様々な問題が起きている。
下校途中の中学生や高校生の女の子たちをナンパして来たり
コンビニなんかでもすぐ衝突がおきるんだ。」
「外見が悪くてもちゃんとしてるっ!!
ってとこをもっとおれたちがしていかないとなって今回呼んでもらって改めて思いました。」
震災があって原発事故があってから
彼らはずっと毎日大変な日々を過ごしている
近しい人を亡くしたり、家が流されたり、避難生活は続き
補償の問題や家のことなど親と向き合ったり
友達同士でも意見の違いから衝突したり
想像できないくらいたくさんの出来事が起きているのだろう
それでも日々原発に行って仕事をしている
県外から来たマナーの悪い作業員だったとしても
一緒に原発で働く仲間でもある
治安の悪くなっていることを危惧するその一人のお父さんにかける言葉はなかった
自分は
外見は悪くても本当にちゃんとしているのだろうか
ちゃんとしているということはどういうことなのか?
福島の原発で働く家族たちの毎日で
ちゃんとしているということはいったいどういうことなのだろうか?
2011,3/11
発災からすぐ炊き出しにむかったいわき四倉で
おじさんから言われた一言
「おめたち東京のやつらの電気作ってたんだぞあの原発は!」
まだまだぜんぜんちゃんと出来ていない事ばかり
ただそんな話をしながら
いっしょにバーベキューができることがなんだかとても嬉しかった