熊本地震支援についてまとまらないままのメモ

 

まとまっていないまま書きます

 

熊本各地の避難所を巡り現状を教えてもらっています

どこも物資は足りていると言われ、炊出しも気軽には出来なくなって来ています

 

避難所は統合され、仮設住宅建設はなかなか進んでいないようです

ボランティアセンターはわかりづらい所にあったり

社会福祉協議会と役所を行き来することになったりと

これまでの経験がそこまで活かされているとは思えないことが多くあります

 

ずっと思っていることですが、有効的な支援の形の一つとして

各市町村の義援金窓口をもっとオープンな情報として見せるべきではないかと思います

 

赤十字をはじめ大きな団体は諸経費がそれなりにかかるようです

自分たちラブフォーニッポンもそうです(かなり経費削減自腹活動ですが)

たくさんの支援したい人達の思いは「困っている人達に直接お金を渡したい!」ということだと思います

 

なかなか直接渡すことは出来ないし

なるべく公平にということでは各市町村の義援金という窓口が一番良いと思われます

 

ただお金が集ってから個人の手に渡るまでに時間がかかるということと

そこまで大金ではないということが問題なのかもしれません

 

新潟や東北でも

たくさんの被害が報道されたり、町長が多くのメディアで訴えたりした町にはたくさんの義援金が集りました

ここに公平性はあるのでしょうか?

 

結局ここにも競争の原理が発生しているように思えます

 

 

少し考えました

例えば

震災から一週間も経つとある程度各市町村も被害状況等がわかるはずです

それらをYahoo!などが被害地域情報として発表します

 

各市町村は世帯数、避難者数、倒壊状況などもアップして、義援金窓口を発表します

そこから世界中の皆さんは「この町の人達に!」とそれぞれに考えた市町村に義援金を送ります

その数字は常に公表され続けます

住民一人に対して現在の金額を等分割りするといくらになります、といった数字も見せて行きます

 

そこで

各市町村はそれぞれの被害状況の最新情報をアップしたり

もしくは町によってはいち早く会議を開き

義援金総額が一億円に達し次第、等分配分をおこないます!というルールを作ります

 

こうして情報をオープンにすることで

クラウドファンディングのような状況が作り出せると

多くの人たちの興味や関心が増して

そして競争的な部分も発生するのではないかと思います

 

第一次の募集は住民のみなさんに

第二次では橋や建物等の修繕費を訴えるなど

一度で終わることなく必要があることを常にアップして行けばいいのではないかと思います

 

各市町村が常に被災状況をオープンにすることで

現地にいかなくても、状況がよくわかり

そしてまた片寄ったメディアの情報に左右されなくなり

一部メディアの横暴な取材なども減るのではないかと思います

 

今日も被災の酷かった町の役所の窓口で

「こちらの町の現在の避難所情報を教えて下さい」

と聞いても

答えられず、資料もないという状況でした

 

それらを責めるつもりはありませんが

たくさんの人達が何とかしたいと思っていること

それは何であるのかを考えると

自分たちがどんな活動をどこでするかよりも

もっともっとどうしたらいいのかを考えたくなります

 

たくさんの想いが間違いなく

たくさんのお金になっているはずです

 

それが目に見える形で被災したみなさんのもとに届くことができたらと

 

 

 

もうすこし

 

考えます