もうすぐ3月11日です
この6年間東北に通い続けてきたなかで、常に月命日の夜を灯してきました
2013年からはその月命日も福島に限定して灯してきました
「風化」させてはいけない「問題」からの避難生活であるし
「自立」という言葉をあてはめてはいけないからです
自分が出逢って来た人達から聞いた現実を話したとしても、自分のフィルターがかかってしまいます
みなさんの言葉そのものを灯すことで、少しでも多くの県外の人達に
様々な人達のケースがあることを届けられたらと
福島の月命日
このカップに「今の想いを書いて下さい」とお願いするとほとんどの方々が
「支援ありがとうございます」
「今日もたのしみにしていました」
「来てくれてありがとう」
となります
だから改めてお願いします
世界中の人達に、これから先の未来の人達に残す、真実のメディアとなれるように
みなさんひとりひとりの原発事故から今の現実を、想いを書いてくださいと
その言葉ひとつひとつから、みんなに想像してもらいたいです
そこに自分がいたとしたらと
子供たちには夢を書いてねと伝えます
そして自分たちは
「この夢が叶いますように」と願いを込めて灯します
大人の方達の書く言葉たちも同じです
「この想いが叶いますように」
と願いを込めて灯しています
このひとつひとつの想いが
多くの人達に届きますように