12月11日 今年最後の月命日

 

12月11日今年最後の月命日は福島県会津若松にある幼稚園と

原発事故から今も帰ることができない大熊町の皆さんが暮らす仮設住宅で

「たのしいね、うれしいね、おいしいね、ありがとう!!」
な一日をみんなで過ごしました。

 

原発事故のことが語られることが少なくなりましたが、
現在もまだ帰ることができない家族が、そして原発をなんとか安定化するために働く皆さんが
たくさんいます。

 

震災、津波、とは別に考えること。

 

「原発事故」に対しては被災者ではなく、被害者である。

 

そしてその被害者に対して多くの日本人は
「支援ではなく自立を!」と言っています。

再稼働がなされていく原発がありますが、
その地域だけではなく、その原発がある県が、
今の福島と同じように、いじめられ、風評被害が起き、県民同士の軋轢が生まれ、そして、精神的な病に犯されていきます。

 

今一度「311震災」ではなく、「原発事故が起きた福島」を
そして何が本当に問題なのかを
多くの人々が6年前のように語り合ってもらいたいと願います。

 

思考停止にならず、現在進行形であるこの問題の加害者にならないように。