それでも生きる
数ある矛盾も受け入れて
人がつくった道だろうが
ただただ生きる
月に一度でも
美しいと感じられる瞬間を味わえたら
夜に眠れない日々が続いたとしても
人とうまくまじわう事ができなくとも
満月にあこがれを抱くことができれば
新月に落ち着くことができれば
それでいい
つくられた命
限りがあるから実はあっという間に終わりはやってくる
同じ夜はないし
繰り返しの日々もない
ただ同じ人もいない
それぞれの命は一つしかなく
そのひかりは月にも等しい
それぞれにしかない光を
限りある光をともしてほしい
自分も
そう在りたいとおもう
JUNE